エッセイのような

10年かけてたどりついた単純だけど効果抜群な「自己肯定感の高め方」

自己肯定感を高めたい?なら笑顔で接しよう

共同通信が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに依頼した調査によると2016年時点で「自己啓発」に関する市場規模は約9000億円。一兆円市場目前だ。

これは平成元年と比べると3倍に成長していてバブル崩壊を機に急伸。国民一人当たり年間7000円を投じている計算のようだ。(ソース:ロイター通信

この様子だと2018年現在では一兆円市場になっているかもしれない。バブル崩壊時に伸びたことからわかるようにこの市場の成長要素は「不安」

その点2年前より高まっている言いようのないカオス感…言葉で表現できないけど肌感覚ではしっかり感じるというのが尚更気持ち悪い。

 

 

一兆円市場というと多くの人が利用する「生活に普通にある」くらいのものということ。既に[映画市場+アダルトビデオ市場]の合計より大きく、宝くじ市場、パン市場と肩を並べる。

朝は目玉焼きにトースト、そしてナポレオンヒル…いや、これはないな。

私も自己啓発には結構お金を使った。なにぶん田舎なのでセミナーやプログラムに投資する機会はなかったが、その分本は何百冊と買ったと思う。市場成長に一役買ったわけだ。

私の場合は「自分を高める」というよりも自己肯定感を高めたかった。

 

 

 

歯科技工士になってすぐに体を壊し、専門学校卒が就職氷河期に放り出された。

当時はユニクロのアルバイトさえ履歴書を送っても返事がなかった「雇ってやる」時代。その時にサイレントお祈りという言葉が存在していれば少しは乾いた笑いができたかもしれないが、当時は返事も来ない履歴書を出すのはとても辛かった。電話で問い合わせると「新村さん大卒じゃないでしょ?」と返され余計に凹んだ。

 

 

結局面接まで進めたのは「長く働くということはそれだけ圧倒的成長ができるということ」「有休なんて成長する気がない証拠」「君も僕みたいに成功したいでしょ?」というブラック企業っぷりを自慢要素ととらえる頭のイカれた配置薬の会社だけだった。

 

こんな状態で自己肯定感なんぞ生まれるわけもなく、藁にもすがるおもいで自己啓発書を読み漁り、馬鹿にされないために行政書士になった(だから合格するまで仕事内容は全く知らなかった)

 

デフォルトの表情を笑顔に

この手の本を読んだ人ならわかると思うが、読み終わった直後は高揚感に包まれるが実際に行動を変えるのは容易ではない。

本の内容を覚えていてそれを「行動・選択の基準にする」というのは思ってる以上に意志力のリソースを使う。

そもそも人間は「意識的に何かやりつづける」ように出来ていない。(影響力の武器という本に詳しい。なので環境を変えましょうというのは正しいアプローチ)

なので生活に取り入れられるせいぜい一つだけだ。

 

 

そんな私が10年かけてたどり着いた生活に取り入れるたった1つの魔法が「気持ちいつもより笑顔を多くする」ということ。

ガハハハッと笑うんではなく(笑えるなら笑ったほうがいいが)「あ、なんか感じのいい人」と思ってもらえるように、デフォルトの表情を意識的に笑顔にする。

そして意識するトリガーとして「人と会った時、誰かといる時は笑顔」と刷り込む。

 

コンビニに入って「いらっしゃいませー!」  ―はい、笑顔。

「新村さん戸籍もうとってくれた?」 ―はい、笑顔。

「パパ―!任天堂スイッチ買ってー!」 ―はい、笑顔。

結論:人は「微笑んでる人」が好き

やってみて思ったのは人は笑顔が好きなんだということ。難しい言葉を並べなくても、気難しい表情をして頭の良さアピールをしなくてもいい。

「きっと特別な仕事をすれば僕を認めてくれすはず」と強迫観念めいた原動力も悪くないが、こうして得られる自己肯定感は失敗が許されない。

いつもより意識的に笑うことで相手が嬉しそうにする。それが自分の自己肯定感を高めてくれる。

 

そうやもんな、自分といて嬉しそうにしてくれたら嬉しいもんな。

ABOUT ME
新村 佳嗣|shimmura yoshitsugu
行政書士では相続対策、デザイン分野ではコミュニケーションや考え方といった「目に見えないデザイン」を扱う。ある顧客の「山だけ相続放棄できないんですか?」の一言から地域課題に興味をもちGREEN&MIRAIを創業。「美しい未来を創る」べく3足のわらじを必死で履く。 最近自分がギフテッドと判明し生きるのが少しラクになる。 滋賀県行政書士会理事×地域資源・エネルギーコーディネーター