創業初日に帰る。自分の仕事は自分で面白くする。

創業初日に帰る。自分の仕事は自分で面白くする。

無人島に堀江貴文の本を一冊持っていくとしたら

僕は「ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく~」を選ぶだろう。
彼の著作はこれしか持っていないのもあるが。

この本が好きなのは再出発の決意と希望、そして確実に一歩歩むことがいかに尊く大切なことか思い返せるからだろう。


我々はショートカットを探すのに忙しい。
スマホで情報が接種できるようになってそれはさらに加速した。
賢くなるためではなく、小賢しくなるためのライフハックが溢れている。

不確実な時代とかVUCAの時代と言われて久しいが、
こんな時だからこそショートカットではなく創業初日のようにゼロからイチを積み重ねようと思う。

カイカのタグラインはShip your creativity(あなたの創造性を届けよう)と定めた。
これはあなたの素晴らしい発想、ビジョン、変化への渇望を内側にしまい込むのではなく
Ship=社会に届けよう、という意味だ。

自分自身がそうした恐れに人一倍敏感だからこそ生まれたのかもしれない。

人は評価されるのを恐れる生き物だからこそ、頭の中にある創造性を外に出すことを恐れる。

だからこそスティーブ・ジョブズはStay Foolish(愚かなままでいろ)と言い、
まちづくりにはバカ者が必要と言い(実際はかなりの割合で排除されるが)
組織の生産性について心理的安全性が説かれるようになってきたのだと思う。

創造性が発揮できる環境をつくり、
「私たちは変えられる」という空気を濃くすることで変化を促すのがカイカのミッションだ。

そのために創業初日のようにイチを重ねよう。
頭の中の構想を社会に実装しよう。

もし投資家の前でプレゼンするとしたら僕は社会をどうやって変える?
どうやってキャッシュを得るんだい?
カイカについて検討したい、と言われたらどういう検討材料を用意している?

現状はあきれるほどに頭の中のカンパニーだ。

今日は創業初日。明日も創業初日。
心の声に従い、いつまでもはじめてのイチを重ね続けよう。


Ship my creativity