最近コンディションがパッとしない。
いわゆる不定愁訴みたいな状態だ。
自分の名前で仕事するものにとってコンディションはそのままパフォーマンスに直結する。
疲れやすさを感じるたびにあれこれググっては、誰でも当てはまるような原因に首をかしげ、
いっそ明確な病気だったら逆にホッとするかもしれないな、と思いながら
午後は○○思いっきりテレビにでてきそうな対策を講じる。
スマホを遠ざけてみたり、間食をナッツにしてみたり、朝にリングフィットしてみたり。
僕の不調が不定愁訴なのかは不明だが、この疾患は自律神経の乱れによって引き起こされる。
その調律に有効なのが某漫画の某剣士たちが究める”呼吸”なのだそうだ。
ふだん呼吸は意識しない。
それだけに「深くゆっくり呼吸する」という言葉を身体に反映させようとした瞬間、
自分の「普段使いの呼吸」の浅さに驚く。
これでは虫の呼吸ではなく虫の息だ。
鬼滅の刃で日本中でフューチャーされた呼吸だが、現実世界でも
・妊婦さんの「ひっひっふー」で知られるラマーズ呼吸法
・空手の呼吸法「息吹(いぶき)」
・ロシアの軍隊格闘術システマの呼吸法「ブリージング」
など肉体的精神的負荷に対して心身を調律する呼吸法が幾多存在する。これを使わない手はない。
というわけでこれを書いている間は質の高い呼吸ができたわけだが、心なしか体が軽く頭もシャープだ。
2022年は鬼狩りに勤しむべく呼吸に凝りまくりたい。呼吸部でもつくろうか。